d ふくろう通信


ふくろう通信

2009年 2月 Heda発

誤算
-柳の下にドジョウ三匹、いなかった!-



「冬柿」撮影F氏


巷に溢れる不況の大合唱、それでも春はやって来ているようです。浜の河津桜も五分咲に、富士のお山も黄砂に霞んで。相棒のコタローも身体一杯にお日様を浴びて、デッキで気持ち良さそうにお昼寝です。
朝の散歩のことでした、浜の堤防を向こうからやって来たおじさん、毛糸の帽子をヒョイツと取って「おはようございます」。そして「富士山がきれいですね、淡路島から来ました。ありがとうございます!」と気持ち良さそうにすれ違って行きました。「おはようございます、良かったですね」思わずそう返していました。なんとなく気持ちの良い朝でした、こんな小さなことで気持ちが軽くなっている自分に驚きながら。


キンカンが鈴なりに、何故か鳥は啄みません。カミさんがノドに良いと甘くした煮汁を作ってくれました。昔、母親が作ってくれた懐かしい味でした。立ち枯れた檜が三本、森林組合に頼んで倒してもらいました。二年分の薪が出来ました。間伐していない林での伐採には、ワイヤーとウインチで「引き倒す」ことを知りました。密生した林では、てっぺんに近い枝が互いに噛み合って倒れてくれないのです。その後、自分で間伐!と無謀な挑戦、根元が15-20センチ程、高さ10メートル位の細い?木、たった三本切り出すのに丸2日掛かりました。そして乾燥した冬は「皮むき」も大変、ということも学びました、まだまだ知らないことが一杯です。



昨年10月戸田の家を売りにだしました、見事に最悪のタイミングでした。こちらに戻る前ELYで二軒の家を売却した時は、まさにバブル絶頂期。うまく売り抜けた経験から、三匹目のドジョウを狙った訳ではありませんが...。日本の不動産市場、「家、建物」の価値はマイナス勘定、覚悟はしていましたが納得しにくいですね。買い叩かれるのも悔しいので、しばらくヤセ我慢です。スマートに作ったつもりの「売り物件」の看板も心なしか寂し気です。



秋に信州をうろうろしている時に出会ってしまいました。何気なく立ち寄った北信州の山里、目の前に広がる北アルプスの眺望に動けなくなりました。穂高、槍ヶ岳から正面に爺ヶ岳、鹿島槍、そして白馬へ、大パノラマに一目惚れ。そうなったらもうだれも止めることはできません、自分自身も。「売れてから、買うよね...普通...」と家族も苦笑するばかりです。もちろん、我が家の「山ノ神」様からのお許しは頂きましたが。暫くは、畑で採れた野菜でも運んでご機嫌伺いに精をだしましょう。





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