ふくろう通信

2004年7月Ely発

「Keep Going」
-西伊豆戸田村にアウルネスト2-




5月末にElyへ戻りました、やっと新緑が森を萌黄色に染め始めたという頃でした。夜は10℃以下に下がり日中でも15-20℃という気温ではまだ長袖、ジャケットが欲しくなる私達ですが、ここ北国の人達は、5月30日のメモリアルウイークエンドで夏がオフィシアルに始まると、待っていたようにTシャツ、半ズボンで町を闊歩します。太陽が待ち遠しかったのか、体温が低いのか。夜にはまだ暖房がキックインするというのに、感心してしまいます。

町に住んで今一番印象的なのは、毎日必ず何処からか聞こえてくる「ブーンブーン」という芝刈機の音。1週間から10日置きの芝刈り、毎日何処かの家が芝刈りをしている訳です。私もご近所から冷たい視線を浴びないように、ここでは真面目に芝刈りです。




70才を超えるこの家、昨年は屋根の吹き替え、窓の取り替え、そしてこの夏は外壁の張り替え、と補修と手入れに精を出しています。窓も外壁もプラスチック(こちらではVinyl Sidingと)です。当初はペンキの塗り替えを考えたのですが、廻りの家をよくみると最近工事した家の大半はこのプラスチック外壁。確かにペンキ塗装は3-5年に一度は塗装が必要、3000-5000ドル掛かるとすると、このプラスチック壁に10000ドル掛けても、長い目で見ればお得ということになるかも知れません。以前はメタルのものもあったようですが強度、加工のし易さから今はプラスチックが主流とのことです。厳しい気象条件の北国では機能と、メインテナンスがまず重視されるということでしょうか。何年か後に売りに出すこの家、マーケットの動向を無視することは出来ません。私の好みは別として、完成したのがこの写真、如何でしょうか、少々厚化粧ではありますが。

そしていづれはと考えていた日本での「アウルネスト2」、この5月に思いがけない人と土地との出合いの機会を持つ事が出来て、実現が早まりそうです。西伊豆戸田村、こちらに戻る前日に契約を済ませて来ました。自分でもびっくりしています。東京から車で3時間、友達家族が気軽に集れる遊び場。こちらとまたひと味違った遊びの数々を、譲って頂いたフルーツランドのオーナー福岡さんと一緒に工夫していけることを楽しみにしています。来年春には完成のの予定、野天風呂から夕日を肴に乾杯!が楽しみです。

【旅のスナップ】

日本にいる間に昨年延期にしたスコットランドをカミさん、いや幸子さんと訪ねました。旅行者として訪ねるには素敵な所、住むには?でした。なにしろ物価の高さには驚くばかり、というよりポンドの貨幣価値が実勢以上に高く維持されているのではないかと、これは私の感じですが。そしてイギリスを北から南へ縦断した旅でしたが、目につくものは延々と続く石の壁、石の家、牧草地と羊。農作物を作っている様子は全くと言って良いほど見る事はありませんでした。ジャガイモが主農産物というのも何となくわかるような気がします。とはいえ田園風景と歴史、堪能させて頂きました。

InvernessではB&Bの「あじさい」さんにお世話になりました。オーナー章子さんの暖かいもてなしを受けてスコットランドの旅が一層印象深いものとなりました。










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