ふくろう通信

2003年6月Ely発

「新緑の春です」
-生きる力が漲る時-




4月に小屋を開け、5月に一時日本へ戻るという慌ただしい日程も終わり、初夏を迎えたElyに戻ってやっと落ち着きました。新鮮な空気と新緑、湖面に映る澄んだ空。言う事なしです。もっとも地元の連中の話題はもっぱら解禁したばかりの釣りの成果。まもなくこちらは夏休み、夏の訪れとともに町も賑やかさを増して来ます。

春は巣立ち、旅立ちの時。新しい人生の第一歩を踏み出す時です。以前このページで紹介させて頂いた「ダンデイー小浜」こと小浜至徳さんも颯爽と種子島にご夫婦で旅立たれたようです。今頃は島の浜辺で仲間の人達と焼酎を酌み交わし、歌い踊って、南の島の豊かさを満喫されていることと思います。落ち着かれたら是非お話を聞かせて頂きたいと思っています、このページで。

そしてここElyの良き友であり、釣り、鳥撃ちの師匠でもある、ローカルアーテイストのCharlie Jonasさん。この春、隣町Towerに念願のギャラリーをオープン。小さい町の小さな工房ですが、彼にとってはビッグチャレンジ。ここからたくさんの素敵な作品が生み出されていく事をでしょう。

実は、私もひょんなことから地元コミュニテイーカレッジ(短大)Vermilion Community Collegeの学生支援組織のお手伝いをこの4月から始める事になりました。NPO組織で学生、教育関係従事者を対象として自然環境保護のフィールド研修を行う組織「Outdoor Learning Center」。財政と運営面を支援する理事会のはじっこに参加、お手伝いという訳です。アメリカでの地域活動への参加は初めてですが、10年程前、右も左もわからないここへ一人で来た当時のチャレンジする気持ちを思い出して、出来るだけのお手伝いをしたいと考えています。



町を歩いていたらお庭に芝桜?つい最近旭川近郊の滝の上で素晴らしい芝桜の群生を見て来たばかり、思わず近づいて写真を撮らせて頂きました。確かに芝桜のようでしたが、緯度からいえば丁度同じ、時期も同じとすれば。



【Vermilion Community College】

住民人口4,000人程の小さな町の学生数800人程のこじんまりとした地域の短大ですが、自然保護地区BWCAWに接した、自然環境に恵まれたElyに立地する特異性を生かしたカリキュラムを提供、数多くの森林保護官、パークレンジャーを輩出して来た事で知られています。バブルがはじける前には日本からも自然環境保護を学ぶ学生が毎年何人かはいたとのこと。私がお手伝いすることになった「Outdoor Learning Center] は町から5マイルほどのところにあるFall Lake湖畔の40エーカーの土地に、8棟のキャビン、食堂、クラスルームを備えた施設を運営しています。主に学生、環境保護従事者、教育関係者の自然環境保護研修の場として提供されています。フィールドでの研修が主体で、同時にカヌーキャンプ、釣りも楽しめる要素を盛り込んだプログラムを豊富に持っています。私の期待される役割は将来の日本との学生交流のお手伝いという所でしょう。
VCCのサイト:http://kardassia.vcc.mnscu.edu/

【冬のスナップ】




我が家の傍らに立つ樹齢50年、高さ13メートルほどの杉の木、根元をムシにやられて倒れる危険が出た為、木こりのお兄さんに切り倒してもらった時のスナップです。なかなか豪快でした。


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